日本では信じられない世界の様々な埋葬方法についてご紹介します。

世界の埋葬方法

様々な埋葬方法が存在する世界

 

日本では埋葬方法の99%が火葬で、残りの1%が土葬となっています。
それぐらい火葬が主流の日本から見ると、信じられない埋葬方法が世界には溢れているのです。

 

歴史や価値観が違えば埋葬方法も地域に個性が出て来ます。
そこで、世界各地でどのような埋葬が行われているかを紹介しようと思います。
まだまだ日本国内で火葬以外の手段を行うのは難しいですが、選択肢があることを知っているだけでも違います。
火葬や土葬以外にも様々な埋葬方法があることを知れば、死や故人との別れ方に新しい発見があるかもしれません。

 

故人を鳥へ捧げる鳥葬

チベットやモンゴルの一部では伝統的な埋葬方法として鳥葬があります。
祭壇へ故人を安置し、ハゲワシに食べさせるというものです。
鳥葬場というものがあり、そこではハゲワシを操る鳥使いが常駐しています。

 

故人を祭壇へ寝かせた後に祈りを捧げ、そしてハゲワシにより天へ送ってもらうのです。
別名で「天葬」という言葉があるぐらい神聖なもので、これにより死者の魂が天へ昇って行くとされています。
日本人の感覚から見るとひどい仕打ちをしていると感じるかもしれません。
しかし、価値観が違うチベットやモンゴルではこれが一般的で、そして大切なことなのです。

 

自然の中で風化させる風葬

東南アジアやオーストラリア、アメリカの一部の地域では風葬という埋葬方法があります。
その名の通り、森の中の台座や洞窟へ遺体を安置して風化させる方法です。
時代の流れと共に数は減って来ていますが、一部の地域では今でも風葬が当たり前のように行われています。

 

主な理由は宗教上の理由ですが、火葬する施設が無いという理由もあります。
火葬したくても設備が無いので風葬を行うしかないのです。
地域によっては埋葬する土地が無く、自然へ還すために風葬を行っています。
枯草で編んだカゴや棺桶の中で、ゆっくりと風化して行くのを待ちます。

 

その他の埋葬方法

日本でも可能な宇宙葬

 

近年では、火葬した後に遺灰を海へ撒く埋葬方法が注目を浴びています。
母なる海へ還ることを望む人も多く、遺書に遺灰を海へ撒いて欲しいと書かれることも増えて来ました。
ただし、一部の国では海を汚すという理由で禁止されている場合があります。

 

変わった内容の埋葬方法として、宇宙葬も注目を集めるようになりました。
遺灰をカプセルに詰めて宇宙へと旅立たせる埋葬方法で、日本でも利用することが可能です。
価格も28万円で一般人でも手が届く価格帯に設定されています。

 

他にもジャズを奏でて故人を見送るジャズ葬などが変わり種として挙げられます。
どの方法も故人のためを考え、そして遺族が気持ちの整理をするために活用されているのです。
価値観や文化が変われば、埋葬の方法も変わります。
故人との想いに整理を付けられない場合は、埋葬方法を模索してみると良いかもしれません。